KAWASAKI NEW ZZR1200試乗会

in フランス

今回も行きますよ。ヤングマシン テストインプレッション
inおフランス!テスト場所は地中海沿岸のリゾート。マルセイユの西、モンテペリエでおこなわれます。
2002.3.16日出発。JALでフランス、シャルル・ドゴール空港まで行き、そこからフランス国内線でモンテペリエまで。
所要時間は、およそ15時間。日本との時差は、−8時間です。
前回のスペインと同じですね。

しかしいつものように、フランスのシャルル・ドゴール空港で迷うと思うのだけど…わかりにくいんだよな。国際線と国内線が。

2002.3.16

フランス到着初日はパリドゴール空港から、地中海沿岸の街モンテペリエまで、国内線で飛び、さらに高速で50qほど走った片田舎にあります。宿に入ってから全員が顔合わせ、それまではみんな別々のところから集まってきました。左からフランス在中の日本人?カメラマンキーホー阿部氏。今日ドイツからやってきました、宮崎敬一郎氏。Mr.WITHME。どこから来たのか、今日の午前中には宿に入っていた、カワサキバイクマガジンの栗栖氏。デジカメを取っているのがカワサキ広報の西尾さんです。明日からは、さらに日本人ジャーナリストが増え、今回のZZR1200は、大所帯の試乗会となりそうです。そして今日の夕食!、なんと宿にはいるのが遅すぎメインディッシュ無し。おまけに風呂の湯は出ないは、この電話回線も、夜に3回も宿のオヤジに繋ぎ変えてもらいました。やっと落ち着いてホームページの更新は夜中の2時過ぎ…。最終日の宿も取れていないし、今回は本当に日本に帰れるのだろうか!?

2002.3.17

二日目から試乗会場のホテルに移り、まずはゆっくりワインでも…

  

左は、ローダライダー編集部の月岡さん。いつもウチのデモカーをロードライダーに載せてくれています。今夜も和歌山氏とともに悪巧みか…右は単なる飲み屋の一シーンではありません。カワサキ広報の西尾さんに、フリーライターの小林ゆき嬢が、今年の8耐で使うための(小林ゆき嬢はニンジャのレースや8耐(監督)にも挑戦。根っからのバイクフリーク)エンジンをおねだり!?いやいや、単に宮崎敬一郎氏が、「西尾さんの耳に吐息を吹きかけてみなッ…おもしれーから。」という言葉に悪のりしたシーンでした。

さて、こんな事ばかり書いていると、いつも遊んでるように思われてしまうので、少しは仕事してることも書いておきましょう。(でないとこれを見ているヤングマシン編集長「イヤ杉夫」殿に、「毎日遊んでるすかっ?!」と思われてしまう)

    

試乗会前日におこなわれる技術説明会では、今回の車両の変更点が詳しく解説され、勿論パーツ等もわかりやすく手に取ることができる。今回は前モデルZZR1100パーツも用意され、シリンダーのボアサイズ、ピストン、ミッションの違いが手に取ってみることができた。昨日ウチの掲示板に書き込みをしてくれた,KEHOE あべ氏が真面目に?撮影しているのはクランク重量の違い。ZZR1200はZRX1200系のそれも、少しレスポンスをダルくするため、ウエイトが重くなった後継モデルの重いものが使用されている。ッつー事は軽い方を使うとレスポンスがアガッるっちゅーlことですな!

    

そのほか、明日のコースを確認したり、何処で撮影をするかなど、細かな打ち合わせがあります。今回のカメラマンは、カワサキさんの方で手配した現地のカメラマン。取って欲しい角度や雰囲気などヤングマシンで使用するいつもの形式を伝えるのが大変。勿論夜遅く、部屋に帰ってからも、技術資料に目を通し、今回のマシンのお勉強。寝る前にホームページの更新や会社との連絡事項をメールでやりとり…、おおっ俺って真面目に働いてとるな!感心感心

2002.3.18

      今回は3グループに分かれ、世界各国から120名ほどのライダー、カメラマンなどが集まり、用意されたZZR1200も30台あまり。日本チーム用には5台が用意されていた。フランスのワインディングはとにかく走れる。サーキットなみのコーナーもたくさん。日本の峠がかわいそうだと思うくらいだ。しかし、海外のカメラマンの撮影も日本とやり方が違う。同じ車線の、それもブレーキングの進行方向に座って撮るかっ?!普通!そんなに俺たちのウデを信じてくれているのかな…。走ってる俺の方が怖いよ!

   

しかし、今回の撮影は大変だった。なにがって、朝の打ち合わせ通りに撮影が進行しない。第一の原因は、右写真の二人。現地のレースチームのオヤジ(ミスター・ジューク)とそのクラブ員らしいのだが、カワサキに雇われ、ワインディングコースの案内訳できたらしい。我々日本チーム5人が用意して、彼らが先導にはいる。ホテルを出て、ロータリーを右に曲がったところで、まずは240q/hまで出しやがった。そのまま、軽いワインディングも80〜200qくらいまで出しやがる。マジ、こいつアホかと思った。結局、ホテルから、日本人一人が行方不明。その後本来撮影するはずの場所で、撮影隊と合流することができず、仕事にならない。こいつら、ただ楽しんでるだけだ…。そのおかげで昼飯は食えないは…。帰りも間に合わないは、写真はほとんど撮れないは、ただひたすら全開で走っただけだった。でも、そのおかげで、ZZRのインプレッションが良くなったよ。日本で走らせるよりも、やっぱヨーロッパ走らせた方が合うな!

2002.3.19

     

2日目のコースは、フランス郊外の町並みを走ってみる。俺はフランスのいくつかのレストランの飯も店員の態度もエールフランスも、あまり好きじゃないが…バイクで走るにはいいとこだなぁ。ホント高性能バイクが欲しくなるよ。でも日本は日本で、違う意味で高性能バイクを所有する価値観があるんだけどね。でも全体的なアベレージスピードが違うんだよな。ヤングマシンに書く原稿は、あくまでも日本のライダーに向けたコメント。勿論、そのマシンの価値観も日本で使用したときのコメントで書きます。今回のマシンのインプレッションは4月1日発売 ヤングマシンにて書きます。しかし、フランスで取材している事は、ホント小さくしか使わないはず。とにかく、いろんなシチュエーションで走った言葉が大切なのです。そのためには箱根でもフランスでもスペインでも飛ばされるのです。(4月6日発売BIGマシンでも記載されますので、こちらも見てくださいね。)

やばい、今日はワインの飲み過ぎ…

ムッシュー、マドモアゼルたちよ、 ア ラ プロシェーヌ  オー ルヴォワールっつーことで!