ENDURANCE CARNIVAL
2008 MOTEGI Enjoy ENDURANCE RACE

ついに始まったＪＯＹ耐

　ついに始まったＪＯＹ耐、今回のドライバーを務めるのは、ＷＩＴＨ ＭＥ代表丸山浩・フォトグラファーの桐島ローランド・ＮＡＶＩ編集長加藤哲也・そして長谷川靖高の4人、これまでも練習走行を行いマシン・ドライバー共に準備万端である。後は天気が気になるところ、スタートグリッドは第二グループの81番、しかしスタート後に丸山が追い上げ、なんと一時は9位まで追い上げを見せたが奇しくも給油の為ピットストップ、参加クラスのレギュレーションにより給油/毎に15分のピットストップをしなければならず、他のクラスよりもかなりハンデを背負っている。その後ドライバーは加藤氏に交代、ベテラン加藤氏は順調に追い上げを見せた。また今回の作戦はピットストップを減らす為、燃費走行を心がける、この作戦が吉と出るか凶と出るかが楽しみであった。

我慢どころの中盤戦

　いよいよ桐島ローランドへドライバー交代、すばやくマシンに乗り込みＰＩＴを後にする、今までの練習走行が身になっており、その走りは順調であった。安定したタイムでラップを重ねるが、やはり燃費走行を行う。燃費計算上で5回給油はかなりギリギリであった為、全開で走ると間違えなく6回給油になり、大きく順位を落としてしまう。レース前にレース前に勝ちに行こうとみんなの士気を高めた桐島氏、我慢の走りで確実に順位を狙う。その後、長谷川氏へドライバー交代、まだまだ何が起こるかわからない7時間耐久、大体最後にいろいろなドラマがあるが、今回はいったいどんなドラマが待っているのか？今のところ、総合順位は50〜60番代、総合優勝は給油の関係上難しいが、クラス優勝は狙いたい、しかし同じクラスにはＮＳＸ・インプレッサ・ターボシビックなどみんな強敵だ！ここからが後半戦、いったいどうなる楽しみだ。

雨のフィナーレ

　レースも残り1時間、ギリギリ降らなかった雨がここで本降りとなってきた、各チームのＰＩＴがマシントラブルやタイヤ交換で慌しくなってきた。宝山ロータスチームは既にタイヤ交換を終え、加藤氏から最終のドライバー丸山へと交代した、益々雨が降り出しライト・オンの表示が出された。そして燃費走行のかいがあり、気が付けば現在クラストップ！しかしすぐ後ろにはＮＳＸが猛烈な勢いで追い上げてくる。残り10分まだ気が抜けない、一つのミスで暮らす優勝を逃してします。そしてみんなの見守る中、丸山がチェッカーを受ける、見事に逃げ切りクラス優勝を果たした。